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西日本豪雨

災害関連死を含めて300人超が亡くなり、平成最悪の水害となった西日本豪雨。被災から復興へと続く日々をリポートします。

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「離れるわけにいかん」地域の友思い 呉

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床下にたまった土砂をかき出す井田完司さん(右)と明子さん=広島県呉市天応宮町で2018年8月6日午前9時39分、徳野仁子撮影
床下にたまった土砂をかき出す井田完司さん(右)と明子さん=広島県呉市天応宮町で2018年8月6日午前9時39分、徳野仁子撮影

 西日本豪雨は最初の大雨特別警報から6日で1カ月となった。15府県で221人が死亡、行方不明の11人のため、今も懸命の捜索が続く。がれきや土砂が残る被災地では、失った肉親や友人らに思いをはせ、住民らが静かに目を閉じた。

 広島県内で最多の24人が犠牲になった呉市。1カ月たった今も、山々の尾根は土砂崩れでえぐられたままで、豪雨の爪痕は生々しく、そして深く残っている。

 瀬戸内海に江田島を望む市沿岸部の天応宮町に6日午前、入った。旧天応町が1956年に呉と合併する前からあった住民コミュニティーが今も残っている。

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