メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

WGC−ブリヂストン招待

トーマスが勝利「ついにこのコースでいいプレーができてうれしいよ」(PGA Tour)

情報提供:PGA Tour

WGC-ブリヂストン招待 最終日

PGAツアー第42戦 WGC-ブリヂストン招待/オハイオ州 ファイアーストーンCC

トーマスが後続を寄せつけず今季3勝目

 ファイアーストーンで行われたWGC-ブリヂストン招待の最終日。後続を一度も2打差以内に寄せつけることなく終えたジャスティン・トーマス。劇的な場面を披露することもなく、1アンダー69でプレーしてシーズン3度目の優勝を飾った。

MORE:WGC-ブリヂストン招待の最新スコアはここをクリック!

 ただし、日曜日に18番グリーンの後方で繰り広げられた光景により、今回の優勝はトーマスが初めてWGCタイトルを手にしたこと以上にうれしいものとなった。

 祖父母のポール・トーマスさんとフィリスさんの2人が、PGAツアーで孫が優勝する様子を初めてその目で見届けるためにやってきていたのだ。

 ポールさんは元クラブプロであり、ここファイアーストーンで行われた1960年の全米プロゴルフ選手権にも出場。ただし、そのときは54ホール時点で予選落ちを喫した。

 その息子のマイク・トーマスさんもまた、ケンタッキーでクラブプロをしており、全米プロゴルフ協会の委員会メンバーを務めた経験を持つ。

「おじいちゃんとおばあちゃんが来ているのを見たとき、少し胸が詰まるような思いがしたよ」とトーマス。

「素晴らしいことだ。2人とも、コースにはあまりやってこないからね」

タイガー・ウッズは3オーバー73とスコアを落とし、通算イーブンパー31位タイだった Photo by Chris Condon/PGA TOUR

 ポールさんとフィリスさんはこの日、孫の一人舞台を目にした。ロリー・マキロイとともに最終組でプレーしたトーマス。この日奪ったバーディは2つのみ。だが、追いかける選手たちが次々とミスを犯す中、優勝するには十分な内容だった。

 マキロイは8番パー4から10番パー4で3連続ボギーを叩き、巻き返すことなく3オーバー73で終了。イアン・ポールターは4オーバー74だった。

 ジェイソン・デイは10番パー4から12番パー3の3連続バーディで勢いに乗るかに見えたが、上がり6ホールで5オーバー。3オーバー73で最終日を終えた。

 ファイアーストーンで8回の優勝を誇るタイガー・ウッズはこの日、首位と11打差でスタート。攻めのゴルフをプレーすれば、華々しいフィナーレになっていた可能性もあった。

 だが、結局は不発弾に終わり、最後に18番パー4でバーディを1つ加え、3オーバー73でフィニッシュ。首位と15打差で大会を終えた。

 ウッズは次のように話す。

「もっといい結果になっていた可能性はあった。でも、仕方ないさ。来週にかけるよ」

ファイアーストーンCCは来年からPGAツアー・チャンピオンズの試合会場になることが決まっている Photo by Stan Badz/PGA TOUR

 トーマスもまた、同じように感じていることだろう。プレーオフを制して優勝を決めたホンダ・クラシックから5カ月が経っていた。特にまずいプレーをしているというわけではないが、プレーを裏づけるだけの結果を出せていなかった。

 確かな結果を手にした今、トーマスは来週の全米プロゴルフ選手権で2年連続優勝を狙うため、セントルイスへと向かう。同選手権がストロークプレーで行われるようになって以来、2連勝したのはこれまでウッズのみだ。

 ファイアーストーンでプレーした過去2回において、トーマスは67以上のスコアを出したことはなく、28位タイがベストフィニッシュだった。

「ついにこのコースでいいプレーができてうれしいよ。ちょうどよく間に合った」とトーマスは話した。

 ファイアーストーンは1954年のラバーシティ・オープン以来、ツアー大会の開催地となってきた。

「ワールド・シリーズ・オブ・ゴルフ」が始まったのは1962年。公式のPGAツアー大会となったのは1976年のことだ。世界中の勝者たちを集結させることを目的とした世界ゴルフ選手権の先駆けでもあった。

 ブリヂストンは、その冠スポンサーシップをPGAツアー・チャンピオンズに移行。これにより来年は、シニア選手たちがファイアーストーンに集結する。世界ゴルフ選手権はその代わりにテネシー州メンフィスへと場所を移す。

カイル・スタンリーが首位と4打差の通算11アンダー2位 Photo by Sam Greenwood/Getty Images

 トーマスの優勝スコアは通算15アンダー265ストローク。カイル・スタンリーに4打差をつけての勝利だった。

 スタンリーはこの日、首位に2打差まで迫ったものの、13番パー4と14番パー4で連続ボギーを叩き、2アンダー68で終えた。

 世界ランキング1位のダスティン・ジョンソンは、先週のRBCカナディアン・オープンで優勝したばかりで今週に入った。

 最終ラウンドは首位と10打差でスタート。フロントナインで6個のバーディを奪い、29をマークするなど絶好調。10番パー4のバーディで3打差まで迫ったが、追撃はここで終了した。

 11番パー4から17番パー4までパーを並べた後、最終ホールをボギーとし、6アンダー64でホールアウト。同じく64を出したトービヨン・オルセンとともに通算10アンダー3位タイで終えた。

 全米オープン覇者のブルックス・ケプカは3アンダー67でプレーし、通算9アンダー5位でフィニッシュした。

トーマスと同組でプレーしたロリー・マキロイ(右)は通算8アンダー6位タイだった Photo by Gregory Shamus/Getty Images

 3月にベイヒルで優勝したマキロイ。今年は2位フィニッシュを3回経験。土曜の午後、2位で終えるのには飽き飽きしていると話していた。だが、今大会はその心配は無用。最終日73で、通算8アンダー6位タイだった。

 トーマスは世界ゴルフ選手権とメジャー大会を少なくとも1勝ずつした経験を持つ21人目の選手だ。

 また、PGAツアーで今季3勝目を挙げた選手として、ジョンソン、バッバ・ワトソンに並ぶことになった。

 このキャリア9度目の優勝により、世界ランキングは2位に浮上。来週の全米プロゴルフ選手権次第では、ナンバーワンの座に返り咲く可能性も高い。

 トーマスはこの日、1番ホールで早々に1日のプレーを方向づけた。急な斜面のフェアウェイバンカーのふちからピッチングウェッジで打ち出したボールは、グリーンのわずか手前に到達。2メートルのパットを沈めてパーセーブとした後、さらに2番パー5では4.5メートルのバーディパットをねじ込んだ。

 トーマスは次のように話す。

「今日は本当に緊張していたから、優勝できたことは大きい。ずいぶん長い時間だったような気がするけど、それほどは長くなかったのかもしれない。どうなんだろう?」

「今日はとても緊張していて、神経過敏になっていた。1番であのパットを入れられて、それから2番でも入れられて、落ち着くことができたように感じた。それで、残りの1日をやっていくことができたんだ」


情報提供:PGA Tour

毎日新聞のアカウント

話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. ドイツ 首相、長官人事を再協議 支持率急落受け
  2. ORICON NEWS 女優・矢作穂香、夜の新宿で魅せた美しさ 体全体で思いを表現
  3. 会津藩公行列 「ありがとなし…」綾瀬はるかさん手を振り
  4. 核兵器廃絶 吉永小百合さん「核兵器のこと考えて」
  5. 大相撲 「少し自分にご褒美をあげたい」白鵬、笑顔で

編集部のオススメ記事

のマークについて

毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです