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SUNDAY LIBRARY

著者インタビュー 塩田武士 『歪んだ波紋』

誤報には加害者はいない あるのは人間の弱さそのもの

◆『歪んだ波紋』塩田武士・著(講談社/税別1550円)

 塩田武士さんの最新作は、“誤報”を核に新旧の情報メディアの発信者と受信者、事件の関係者が絡まりあって、報道の在り方を問う社会派連作短編だ。作家への道のりと、本作執筆に至る経緯を聞いてみた。

「普通、子供の頃は絵本や児童書を読んでもらうんでしょうが、僕の場合は母親が松本清張と森村誠一さんが好きで、復讐(ふくしゅう)の話とかを読み聞かせたんです。ある意味、英才教育ですよね(笑)。でも清張作品をちゃんと読むようになったのは大学からですが」

 山崎豊子なども書棚に加わり、社会派小説の面白さに目覚めた。いつかこんな小説を書きたいと憧れるが、回…

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