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西日本豪雨

「ダムは安全」説いた責任 元町長1人自宅に

泥にまみれた「野村郷土史」をめくり、過去の洪水について説明する池田忠幸・元野村町長=愛媛県西予市野村町野村で2018年8月3日午後8時5分、中川祐一撮影

 「『ダムは安全』と言い続けた責任がある。逃げ出すことはできない」。肱川(ひじかわ)の氾濫で5人が犠牲になった愛媛県西予市野村町地区。上流の野村ダムの着工当時、合併前の旧野村町町長だった池田忠幸さん(91)は浸水した自宅に1人残り、2階で暮らし続けている。建設を進めた町長としての責任を背負い、「住民から疑問の声があればありったけの力を振り絞って答える」との思いで、避難所には行かず自宅にとどまる。

 7月7日朝、満水に近づいた野村ダムは緊急的に流入量とほぼ同量を放流する「異常洪水時防災操作」を実施…

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