7~8月は世界の多くで「休暇シーズン」だが、その過ごし方にはお国柄やその時期の経済状況が色濃く反映する。日本は公休日の多さから、年間の休日数では「バケーション先進国」のイメージが強いフランス、ドイツなどにも並びつつあるが、有給休暇の消化率はまだ低いようだ。各国の休暇事情をまとめた。
@日本
有休消化に罪悪感強く
日本の社会人の夏休みは平均8~9日間程度で、旅行や帰省よりも自宅でゆっくり過ごす人が多い--というのが主流のようだ。
明治安田生命が7月に全国の20~50代の男女約1100人を対象に実施したインターネット調査(複数回…
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