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的川博士の銀河教室

511 火星の水/2 地下を探るサウンダー観測

 火星をはじめとする惑星(わくせい)や月の探査も、最初はカメラだけに頼(たよ)って進められていました。しかしカメラによる撮影(さつえい)は、それがどんなに正確であろうとも、表面の地図を作ることができるだけです。そこで科学者たちは、何とかして地下について情報を得たいと切実に思いました。

 次に出てきたのは、想像通り、表面に着地して掘(ほ)ることです。でもそれは、広々とした惑星表面のわずか数カ所で、それもごく浅いところしか実行できません。そこで考えられたのが、「レーダーサウンダー」です。これは月や惑星を周回している探査機が自ら電波を発射し、返ってくる反射波の性質を詳(くわ)しく調べることで表面付近や地下の情報を得る観測装置です(図1)。

 レーダーサウンダーは、既(すで)にマイクロ波などを用いた地球観測衛星や航空機からのレーダーによる資…

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