メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

的川博士の銀河教室

511 火星の水/2 地下を探るサウンダー観測

 火星をはじめとする惑星(わくせい)や月の探査も、最初はカメラだけに頼(たよ)って進められていました。しかしカメラによる撮影(さつえい)は、それがどんなに正確であろうとも、表面の地図を作ることができるだけです。そこで科学者たちは、何とかして地下について情報を得たいと切実に思いました。

 次に出てきたのは、想像通り、表面に着地して掘(ほ)ることです。でもそれは、広々とした惑星表面のわずか数カ所で、それもごく浅いところしか実行できません。そこで考えられたのが、「レーダーサウンダー」です。これは月や惑星を周回している探査機が自ら電波を発射し、返ってくる反射波の性質を詳(くわ)しく調べることで表面付近や地下の情報を得る観測装置です(図1)。

 レーダーサウンダーは、既(すで)にマイクロ波などを用いた地球観測衛星や航空機からのレーダーによる資…

この記事は有料記事です。

残り954文字(全文1323文字)

毎日新聞のアカウント

話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 福岡県警 イオン来店ポイント詐取容疑、男逮捕
  2. 米ユダヤ系団体 ナチス帽着用でBTS非難
  3. ライフスタイル [新年度の疑問]会社の経費で得たポイントやマイル、個人的に使うのアリなの?(GetNavi web)
  4. 横浜女性刺傷 「金を取る目的だった」逮捕の71歳容疑者
  5. ANA 国内線の搭乗 「ステータス」から「番号」に変更

編集部のオススメ記事

のマークについて

毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです