地銀

東海の4行、減益 4~6月期決算

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷

 東海3県(愛知、三重、岐阜)に本店を置く地方銀行8行の2018年4~6月期決算が10日、出そろった。各行とも残業時間の短縮など人件費削減を進めたが、貸出金利の低下や国内外の債券安が響き、4行の最終(当期)利益が前年同期より減少した。増益を確保した4行も、保有株式の売却益に支えられるケースも多く、収益の本格回復には遠い。

 十六銀行は、貸出金利息が減ったほか、国債などの売却損が増え、最終利益が前年同期比11.9%減の25億円だった。百五銀行は、前年に外国債券の売却益が出た反動もあり、9.3%減の25億円。名古屋銀行は米国債の売却損に貸出先の倒産増も加わり、58.7%減、三重銀行(単体)は5.2%減だった。

この記事は有料記事です。

残り171文字(全文476文字)

あわせて読みたい

アクセスランキング

現在
昨日
SNS

スポニチのアクセスランキング

現在
昨日
1カ月