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時代の風

トランプ外交の実像 米国退潮と新しい世界=ビル・エモット 英誌「エコノミスト」元編集長

=手塚耕一郎撮影

 トランプ米政権の外交政策の実像と、それがどんな結果を招く可能性があるか、この3カ月の北朝鮮、ロシアとの首脳会談や貿易戦争で、かなり明確になった。見えてきたのは心理学の面と地政学の面の混在だ。

 心理学的には、トランプ米大統領は強いナルシシズム(自己愛)のみならず、強いナイーブ(無邪気)さをもって行動する。地政学的には、米国は世界中に影響力を持たねばならぬという考えより、他の大国が地域的な影響力を持つべきだという考え方を好む。さらに、貿易よりも安全保障を優先すべきだという米国の原則を放棄している。

 テレビ番組の元スターであるトランプ氏がナルシシストであることはよく知られていた。しかし、彼のナルシ…

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