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ストーリー

日航機墜落 33年後の報告(その2止) 「御巣鷹の家族」増え

それぞれの願いを書いた灯籠を手に、灯籠流しに向かう(左から)小澤秀明さんと妻裕美さん、母紀美さん=群馬県上野村で2018年8月11日午後6時50分、佐藤泰則撮影

 

 ◆伴侶とともに父の供養

母と向き合った喪失

 単独機の事故として世界最大の520人の犠牲者を出した1985年8月12日の日航ジャンボ機墜落事故は、残された家族の人生を大きく変えた。列島に衝撃が走ったあの日、夫の帰りを待つ7人の妻のおなかに七つの命が宿っていた。

 事故から33年後の先月15日の大阪府。真夏日の太陽とセミ時雨の下を、千里ニュータウンの公団に住む小澤紀美(きみ)さん(62)の家に向かいながら、私は事故の翌年に胸に抱かれていた生後半年の赤ちゃんの無邪気な顔を思い浮かべた。

 一周忌を前に、犠牲者の家族を訪ね歩く旅に出た私が真っ先に訪ねたのが、夫の孝之さん(当時29歳)を事…

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