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がんドクトルの人間学

見つかるきっかけは=山口建(県立静岡がんセンター総長)

 今、我が国では、毎年100万人以上の人々が新たにがんと診断されています。これらのがんは、どのようなきっかけで発見されたのでしょうか。

 がんが見つかるきっかけは、大きく3通りに分けられます。

 第一は、市区町村や職場で実施される、胃がん、大腸がん、肺がん、乳がん、子宮頸(けい)がん、前立腺がんなどを対象としたがん検診です。仮に1000人が検診を受けたとすると、1種類のがんについて10~100人程度は、精密検査が必要と判断されます。そして、最終的には1種類のがんについて1~2人、数種類を合わせると10人程度ががんと診断されています。

 また、がん検診を受けた1000人のうち数百人は、1次検査でがんを疑われ、精密検査を受け、最終的にが…

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