メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

Topics

『テレビ成長期の日本映画』刊行 新旧メディアの競争と共存 映画研究者・北浦寛之さんが歴史的検証

テレビと日本映画の関係性を検証する著作を刊行した映画研究者の北浦寛之さん=大阪府吹田市で

 戦前から大衆文化として人気を博した映画と、戦後お茶の間に広まったテレビの関係を考察した『テレビ成長期の日本映画』(名古屋大学出版会)が刊行された。「対立する新旧の映像メディア」としがちな両者の関係を、著者で映画研究者の北浦寛之さん(37)が詳細な資料で分析した。

 映画の衰退はテレビの普及と関連付けて論じられることが多い。実際、映画はテレビへの対抗策としてカラー化やワイドスクリーンを推進した。しかし、北浦さんは「もっと多様な側面を研究していく必要があると思った。実際、現代は映画とテレビが共存し、テレビ局は映画製作に積極的。両者の関係を歴史的にたどった日本映画史の本はこれまでなかった」と執筆の動機を説明する。

 さらに映画研究といえば、特定の作品や監督、俳優らについて深く掘り下げる方法が主流だ。「他メディアと…

この記事は有料記事です。

残り523文字(全文880文字)

毎日新聞のアカウント

話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 日産会長逮捕 ゴーン神話「数字の見栄え良くしただけ」
  2. ゴーン会長逮捕 日産社長「私的流用、断じて容認できない」 会見詳報(1)
  3. 万博 誘致費36億円 大阪府知事「必要経費」理解求める
  4. ゴーン会長逮捕 日産と司法取引 東京地検特捜部が適用
  5. ゴーン会長逮捕 閉鎖の工場地元「人情ない人と思ってた」

編集部のオススメ記事

のマークについて

毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです