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戦争を知らないけれど

/1(その2止) 戦場のリアルに苦悩 ペリリュー元兵士「軽すぎる」 漫画家、拒絶胸に「伝えたい」

ペリリュー島で戦った元兵士の永井敬司さん。70年以上たつ今も、亡くなった戦友を思うと眠れなくなるという=茨城県茨城町で2018年8月6日、手塚耕一郎撮影

 

 7月下旬、私は太平洋戦争の激戦地・ペリリューから生還した34人の一人、茨城県の永井敬司さん(97)の自宅を訪ねた。なぜ、漫画でペリリューの兵士を描く武田一義さん(42)への協力を断ったのか。永井さんは、はっきりした口調で「あそこで戦っていない人には分からない」と語り出した。

 18歳で志願し陸軍に入隊。満州で国境警備をした後、ペリリューへ派遣され、飛行場を米軍から守る最前線で戦った。23歳だった。

 戦闘はすさまじかった。米軍に挟まれ、身を隠した堤防を仲間と飛び出した。銃弾が地面に当たってあがる土…

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