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コラム@やまがた

「戦争」が残した深い傷痕 /山形

 「この日は何があっても絶対に行きますから」--。30年にわたって戦没者遺族の証言集を発行し続ける八島信雄さん(88)=山形市小姓町=に、校正作業の様子を取材したいと申し込んだ。日時と場所が決まると、体調が万全ではないと話していた八島さんが電話越しに、こう告げた。作品に込める情熱と強い覚悟を感じた。

 当日、つえを携えて現れた八島さんは、マスクを付け、拡大鏡を使って国語辞典とにらめっこした。病院通いが続いているといい、満身創痍(そうい)に見えた。

 証言集の寄稿者は戦没者の娘世代で、戦地に行った経験はない。八島さんがなぜ彼女らに焦点を当て、証言を…

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