メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

台湾

来夏予定、東アジア・ユース中止 開催に中国が圧力

 【台北・福岡静哉】来年夏に台湾中部・台中市で開かれる予定だった国際スポーツ大会「東アジア・ユース大会」が中止に追い込まれ、台湾が苦境に陥っている。中国、韓国、台湾など8カ国・地域で構成する東アジアオリンピック委員会(EAOC)が中国の提案を受けて中止を決めたためだ。台湾は「粗暴な手段で政治がスポーツに干渉した」と強く反発している。

     EAOCのトップは劉鵬・中国五輪委員会名誉主席。7月下旬にあった臨時理事会で中国の代表が突然、中止の採決を求めた。台湾の民間団体が2020年東京五輪に、従来の「中華台北(チャイニーズ・タイペイ)」でなく、台湾独立の意味合いが出る「台湾」名義での参加を目指す運動をしている点を理由に挙げた。採決は台湾が反対、日本は棄権したが、賛成多数で中止が決まった。

     台中市は既に約6億7000万台湾ドル(約24億円)をかけ施設を整備中で、EAOCに異議申し立てをしたが、EAOC側は「東アジアスポーツ界の団結と安定のため」として中止を撤回しない旨の書簡を同市に送付した。林佳龍市長は14日、来夏に独自の国際大会開催を目指す考えを示した。東アジア・ユース大会は原則14~18歳が対象。中台関係が良好だった14年、台中市での第1回開催が決まっていた。

    毎日新聞のアカウント

    話題の記事

    アクセスランキング

    毎時01分更新

    1. 日産会長逮捕 ゴーン神話「数字の見栄え良くしただけ」
    2. 高校野球 誤審で甲子園行き明暗…終了一転逆転 岡山大会
    3. 全国高校サッカー 県大会 西京、5年ぶり全国切符 高川学園の猛攻しのぐ /山口
    4. ゴーン会長逮捕 日産社長「私的流用、断じて容認できない」 会見詳報(1)
    5. 日産 ゴーン会長を解任へ 「会社資金を私的に流用」

    編集部のオススメ記事

    のマークについて

    毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです