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「8年越しの花嫁」の難病

死亡率7%の壁(3)娘の死無駄にしない 治療技術発展を願い

 静岡の総合病院に戻った抗NMDA受容体脳炎の患者の望月綾さん(静岡県裾野市、当時高校3年)は2016年10月時点で重篤な状態が続いていた。血液中の炎症反応の程度を示す指標CRPの最大値は45まで跳ね上がった。通常であれば0.3程度だから、いかに深刻であるかが分かるだろう。感染症である肺炎や中耳炎などのほか、さまざまな投薬治療に伴う貧血や肝臓の異常も見られた。医療チームには一刻の猶予も残されていなかった。【照山哲史】

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