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麗しの島から

「ニホンゴ」の村で収穫祭に参加した

 台湾の先住民族タイヤル族が多く住む台湾北東部・寒渓(かんけい)村。ここでは今も、日本語と先住民族タイヤル族の言語が交ざった、日本語とは異なる新言語「ニホンゴ」(宜蘭クレオール)が主に中高年の間で話されている。8月初旬に行われた村の収穫祭に誘われ、参加した。

先祖との対話を重視

 収穫祭は「小米感謝祭」という。「小米」は中国語で穀物のアワのこと。タイヤル族が狩猟やアワの栽培で生活していた名残だという。寒渓村では、作物の種をまく「播種(はしゅ)祭」(1月)▽作物の間引きをする「間抜祭」(3月)▽収穫の始まりを祝う「収割祭」(6月)▽「小米感謝祭」(8月)--と年間を通じて祭事が続く。いずれも祖先と対話をする、とても大切な祭事だ。

 早朝6時。「アンタロコイクー」(どこへ行くのか?)。中国語に交ざり、ニホンゴが飛び交っている。現地…

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福岡静哉

台北特派員。1978年和歌山県生まれ。2001年入社。久留米支局、鹿児島支局、政治部などを経て2017年4月、台北に赴任した。香港、マカオのニュースもカバーする。

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