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時代の風

貿易摩擦の先に 注視すべき中国の役割=小倉和夫・青山学院大学特別招聘教授

小倉和夫さん=宮本明登撮影

小倉和夫・青山学院大学特別招聘(しょうへい)教授

 鉄鋼・アルミ製品に始まってハイテク製品から農産物まで、米国と中国との間の貿易経済摩擦は、世界に大きな懸念を与えている。国際経済制度や国際社会全体からみると、両者のいがみ合いは国際社会の将来を考えるうえで、いくつか深刻な問題を提起している。

 一つは、グローバリゼーション(世界化)への影響だ。これまでもグローバリゼーションの負の側面、例えば、格差の拡大、弱者切り捨て、製品やサービスの極端な均一化といった側面は、いろいろ批判されてはきた。しかし、その間、米国はグローバリゼーションの推進役として、そうした負の側面よりも、プラスの側面に目を向けるべきだとの立場であった。

 ところが、今、グローバリゼーションの旗頭だった米国自らが、国際的にマイナスを負い、損害をこうむって…

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