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戦争を知らないけれど

/6止 地域の記憶つなぐ 35歳ひ孫、伝える重みかみしめ

戦争遺品の展示会で、HKDの藤岡司理事長(右)から引き揚げ者一人一人の歴史を聞く藤崎潤さん=神戸市中央区の兵庫県遺族会館で5日、手塚耕一郎撮影

 神戸市の北の外れ、田園風景が広がる北区大沢(おおぞう)町に、町出身者の戦争体験を記録した冊子がある。町の忠霊塔の写真を表紙にあしらった「伝えたい、大沢町出征兵士からのメッセージ」。編集した35歳の藤崎潤さんは、曽祖父がパプアニューギニアで戦死し、2年前から兵庫県遺族会で青年部副部長として継承を担う。ひ孫世代がどう戦争を伝えるのか。

 畳職人だった曽祖父は2度目の召集で命を落とした。曽祖母から聞いていたが、当初は強い関心はなかった。…

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