メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

蔵書拝見

大島理森氏/上 「泣き言はいわない」 自分むち打つ説教集

 山本周五郎は学生時代から読み続けている。最初に読んだのは(下級武士が身分差別に苦しみつつ堤防工事に取り組む物語)「ながい坂」だった。本好きの友人が「大島、勉強もしないし遊んでばかりいるんじゃないか。これ、面白いぞ」と勧めてきた。

 当時、大人気だったのは司馬遼太郎。スターを描き、活動的で絵になりやすい。胸躍る物語だ。一方、山本周五郎は、個人がいかにつらい道に身を置いてきたかを描く。

 3年半の浪人時代(1980年の青森県議辞職から衆院初当選まで)は、まさに「自己存在」に不安を抱えて…

この記事は有料記事です。

残り853文字(全文1095文字)

毎日新聞のアカウント

話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. レンジで袋ごと温めるポテトチップス発売 開発2年半の労作 カルビー
  2. 全日本学生落語選手権「策伝大賞」 立命館3年・高橋壱歩さん 岐阜 /岐阜
  3. カップヌードルみそ味、4月に新発売 これまでなぜなかった?
  4. 10連休のGW、旅行に予約殺到 価格高騰も
  5. 韓国国会議長「日本は盗っ人たけだけしい」 謝罪要求に反発

編集部のオススメ記事

のマークについて

毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです