メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

経済観測

トルコの対外金融危機の由来=国際公共政策研究センター理事長・田中直毅

 トルコのエルドアン大統領にとって2016年7月のクーデター騒ぎが重かった。その後の民意引きつけのための財政支出拡大と、中小企業への人為的な低金利融資でマクロ経済バランスが崩れた。

 15年から3年間の実質国内総生産(GDP)成長率と消費者物価上昇率、財政赤字の対GDP比率の推移を並べると、成長率は6・0%▽3・3%▽6・5%、物価上昇率は7・7%▽7・8%▽11・1%、財政赤字比率は1・0%▽1・1%▽1・5%となる。インフレ懸念から17年にトルコ国債は投機的水準のジャンク債の格付けに至る。

 トルコ中央銀行は通貨リラ暴落局面の今年4~6月、政策金利を計5%引き上げ17・75%とした。しかし…

この記事は有料記事です。

残り431文字(全文729文字)

毎日新聞のアカウント

話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 社説 「イッテQ」にやらせ疑惑 うやむやでは済まされぬ
  2. 戦争の愚 風船爆弾に悔い 製造の経験を小説に
  3. 街頭演説 麻生氏「人の税金で大学に」 東大卒市長批判
  4. 騒動 出川哲朗 イッテQ騒動に男気初対応、信頼貫く「頑張ってる」(スポニチ)
  5. 社説 桜田五輪担当相の迷走 滞貨一掃人事の重いツケ

編集部のオススメ記事

のマークについて

毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです