iPS細胞で血小板 再生不良性貧血の患者に投与へ
京都大は20日、難病の「再生不良性貧血」の患者1人に対し、本人のiPS細胞(人工多能性幹細胞)から作った血小板を投与する臨床研究の実施を厚生労働省に申請したと発表した。29日にある同省の部会で審議される予定で、承認から1年以内の開始を目指す。
実施するのは京大iPS細胞研究所の江藤浩之教授らのグループで申請は7月20日付。計画では対象患者のiPS細胞から血小板を作る細胞、巨核球を作って凍結保存。使う際に解凍して血小板を作り、輸血…
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