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 食べると心安らぐ味がそれぞれの地域にある。博多の代表格といえば柔らかい麺が特徴のうどんだろう。福岡市・天神、博多両地区を中心に6店舗を構える1951年創業の因幡うどん(同市)も地域の味を守っている。

     同社は2016年、後継者不在を理由に、ラーメン店「一風堂」で知られる力の源(もと)グループに事業を譲った。継承した現・因幡うどんの原田善治社長(47)はもともと因幡うどんのファンだ。多い時は1日2回訪れ、天然素材にこだわるだしが利いたつゆを毎回飲み干していたという。「『安くてうまくて腹いっぱい』という創業者の思いを守りつつ、ブランドを成長させたい」と力を込める。

     同社は来夏にも福岡市内に製麺などの工場を移転させ、敷地内に新店舗や資料館を併設する。資料館には博多うどんや同社の歴史を紹介するほか、創業当時使っていた機材も展示する。「うどんを食べた後、地域の方に歴史を知ってもらえる象徴的な店舗にしたい」と原田社長。博多うどんの原点を知ることができる場所の誕生が今から楽しみだ。【浅川大樹】

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