メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

【お知らせ】現在システム障害のため一部の機能・サービスがご利用になれません
名古屋

愛のアリア響け 名古屋城で野外オペラ「トスカ」

9月、ライトアップされた天守閣や本丸御殿を借景に

 天守閣の木造復元事業で注目される名古屋城で9月、野外オペラ「トスカ」が開催される。日本でオペラ文化を広げようと、名所旧跡で野外オペラを展開している東京の公益財団法人さわかみオペラ芸術振興財団(理事長=澤上篤人・さわかみ投信会長)などが主催する。名古屋市によると、名古屋城でのオペラ興行は初めて。ライトアップされた名古屋城天守閣や本丸御殿を借景にして、幻想的な舞台が繰り広げられそうだ。

     プッチーニ作曲の「トスカ」は、古今のオペラの代表的作品として名高い。1800年のローマを舞台に、歌姫トスカと恋人カバラドッシが織りなす愛の物語だ。トスカがサンタンジェロ城の屋上から身を投げるラストシーンが印象的で、「歌に生き、愛に生き」など有名な独唱曲が歌い上げられる。今回は名古屋城をサンタンジェロ城に見立てる演出という。

     オーケストラと歌手はイタリアから来日し、吉田裕史さんが芸術監督・指揮を務める「ボローニャフィルハーモニー管弦楽団」が演奏する。本場のオペラ歌手や合唱団のほか、名古屋少年少女合唱団など総勢約230人が出演。舞台は天守閣前広場にステージを設け、座席約1500席を用意する。吉田さんは「歴史的な建物を背景にしたスケール感が最高です」と話す。

     同財団は2014年8月に設立され、15年に兵庫・姫路城などでレオンカバッロ作「道化師」▽16年に奈良・平城宮跡でプッチーニ作「トゥーランドット」▽17年は熊本地震被災地支援のため熊本城でベルディ作「椿姫」(無料のコンサート形式)--などを上演した。

     名古屋市出身の澤上理事長(71)はオペラ興行について「日本では仲介業者が入るので料金が高すぎる。低価格で提供するため、演出家や歌手は自らイタリアに乗り込んでオーディションをして決め、チケット販売も業者を仲介させない」と説明。来日公演は高額席だと5万円前後するという。「名古屋は東京と大阪に挟まれ『文化の谷間』と言われるので、採算抜きで企画した」と話す。

     公演は9月8、9、11、12、14、15日。開演は午後6時。2万5000~3000円。問い合わせは同財団(03・6380・9862)。【山田泰生】

    毎日新聞のアカウント

    話題の記事

    アクセスランキング

    毎時01分更新

    1. 日産会長逮捕 ゴーン神話「数字の見栄え良くしただけ」
    2. 暴行容疑 元レスラー長与千種さんの髪つかむ 男を逮捕
    3. 高校野球 練習試合で頭に死球、熊本西高の生徒が死亡
    4. 日産 ゴーン会長を解任へ 「会社資金を私的に流用」
    5. 日産会長逮捕 再建神話、地に落ち 社員に衝撃と動揺

    編集部のオススメ記事

    のマークについて

    毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです