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露軍演習

中国参加 来月・東シベリア、日米けん制狙う

 ロシア通信などによると、ショイグ露国防相は20日、ロシア軍が今月下旬から9月にかけて極東やシベリアで催す軍事演習「ボストーク(東方)2018」に中国とモンゴルが参加することを明らかにした。今回はソ連時代の1981年以来の大規模演習となるうえ、3200人の中国軍が加わることから、軍事面の中露連携と日米同盟へのけん制を象徴する形となる。

     中国国防省によると、今回の演習のうち中国軍は9月11~15日に東シベリアのバイカル地方で催す演習に参加し、兵士3200人、車両900両と航空機30機を投入する予定。

     ロシア軍は毎年、四つある軍管区の一つで大規模演習を催しており、今年は東シベリアと極東で構成する東部軍管区で実施する。これまで同軍管区の演習は中国や日本を仮想敵国としてきたが、今回は中国が友軍として参加する。そのため極東での対日戦や対米戦も想定した側面が濃くなりそうだ。

     ロシア政府は今月に入り、北方領土の択捉島に戦闘機を配備したと明らかにした。前回の2014年も北方領土で演習を実施したことから、今年も同地域で演習する可能性が大きい。その場合には日本政府の反発は確実だ。

     中露の合同演習期間中の9月11~13日には、ロシア極東ウラジオストクで経済フォーラムが開かれ、プーチン露大統領や安倍晋三首相、中国の習近平国家主席が出席する予定。中露両国が連携を強調する一方で、対露関係の拡大を目指す日本が苦しい立場に置かれる形となりそうだ。

     またペスコフ露大統領報道官は、プーチン氏が一連の演習を視察する可能性に触れている。【大前仁】

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