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アジア大会

女子レスリング、金メダルゼロ! 栄ショック…東京五輪へ不安(スポニチ)

<アジア大会・レスリング>女子76キロ級決勝、中国選手(上)にポイントを奪われる皆川=スポニチ

アジア大会 第4日(2018年8月21日 インドネシア・ジャカルタ)

 最終日を迎えたレスリング女子は76キロ級決勝で皆川博恵(31=クリナップ)が敗れ、日本女子の総合大会での連続金メダル獲得記録がストップ。20年東京五輪へ世界最強軍団に不安要素が生まれた。

     女子レスリングが02年釜山大会で採用されて5大会目。日本の連続金メダル獲得記録は、ジャカルタで途絶えた。04年アテネから正式種目入りした五輪を含め、総合大会で世界を席巻してきた日本の落日。最後の砦(とりで)として、決勝を戦った76キロ級の皆川は中国選手に完敗し「残っていたのは私だけで、金を獲りたいと思っていた。申し訳なかった」と悔しさをにじませた。

     パワーハラスメント問題などを受け、栄和人前強化本部長が解任されたのは4月。20年東京に向けた新体制で挑んだ初の国際大会で屈辱を味わった。リオ五輪金メダルの土性が肩の手術を理由に辞退したとはいえ、16年リオ五輪金メダルの川井、17年世界選手権優勝の奥野ら、実績のある選手を投入。それでも選手団のムードは最後まで改善しなかった。

     笹山秀雄監督は「試合を見ているとタックルに入り込めていない選手が多かった」と総括。パワハラを含めた“栄ショック”の影響については「それはあまり考えていない。選手もそこまでとは思っていないのでは」と言葉を濁した。

     アジア大会の反省を生かす舞台は、10月にハンガリーで行われる世界選手権。笹山監督は「とにかく立て直す。しっかりタックルに入ることを確認していきたい」と巻き返しを誓う。だが、吉田、伊調ら、最強国の看板レスラーたちの今後が不透明な今、2年後に向けて不安要素が大きく頭をもたげたことは確かだ。 (スポニチ)

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