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チェコ事件50年

国内各地で追悼式 親露の大統領は欠席

チェコ事件から50年を迎え、犠牲者追悼のコンサートには多数の市民が詰めかけた=チェコの首都プラハで2018年8月21日、ロイター

 【ウィーン三木幸治】旧チェコスロバキアの民主化運動「プラハの春」を鎮圧するため、旧ソ連と東欧諸国によるワルシャワ条約機構軍が軍事侵攻した「チェコ事件」から50年を迎えた21日、チェコとスロバキアの各地で犠牲者の追悼式典などが開かれた。

     チェコのバビシュ首相は当時、ワルシャワ条約機構軍に非武装の市民17人が殺害されたプラハのチェコ・ラジオ前で演説し「自由と民主主義にとって重要なのは人々の多様な意見を認めることだ」と述べ、旧ソ連などによる抑圧を非難した。

     少数与党のバビシュ政権は親露のボヘミア・モラビア共産党から閣外協力を受けており、市民らがバビシュ氏の演説中に「恥を知れ」と声を上げる一幕もあった。

     バビシュ氏は親欧州連合(EU)の立場だが、EUによる対露制裁に反対するなどロシアに接近している。親露の立場を鮮明にしているゼマン大統領は式典を欠席した。

     「プラハの春」は、1968年にチェコスロバキア共産党第1書記に就任したドプチェク氏(92年死去)が主導した改革。ワルシャワ条約機構軍は68年8月20日夜~21日にかけ、約20万人の兵士と数千両の戦車で旧チェコスロバキアを占領。抵抗した市民ら100人以上が死亡した。旧ソ連による抑圧は89年に共産党政権が崩壊するまで続いた。民主化後、ドプチェク氏は連邦議会議長を務めた。

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