メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

米国

ロシアゲートでトランプ包囲網狭まる

モラー特別検察官=AP

 【ニューヨーク國枝すみれ】2016年の米大統領選を巡るロシアの介入とトランプ陣営との癒着疑惑「ロシアゲート」を捜査するモラー特別検察官が、トランプ大統領に対する包囲網を狭めつつある。21日、トランプ氏の元顧問弁護士マイケル・コーエン氏(51)は、トランプ氏の指示で選挙資金規制法違反の献金をしたと証言。トランプ陣営の元選対本部長、ポール・マナフォート被告(69)も有罪評決を受けた。

     コーエン氏は、ニューヨーク州司法当局との取引に応じ、選挙資金規制法違反や脱税など八つの罪状を認めた。トランプ氏と性的関係を持ったと主張するポルノ女優に13万ドル(約1430万円)、元プレイメイトには15万ドル(約1650万円)の口止め料をトランプ氏の「指示」で支払ったと証言した。この口止め料は違法な選挙献金とされる。

     南部バージニア州連邦地裁の陪審員も21日、トランプ陣営の元選対本部長マナフォート被告に対し、脱税や銀行詐欺など8件で有罪評決を下した。モラー氏が起訴したケースでは初の有罪評決となった。

     2人の罪は、トランプ政権のロシアゲートとは直接関係ないものの、側近が次々と有罪になる事態は大統領にとって深刻だ。今後、起訴を逃れたり罪を軽くしたりするため、捜査に協力する関係者が増えるとみられるためだ。長年トランプ氏の「問題処理係」を担当してきたコーエン氏がモラー氏に協力すれば、ロシアゲートの捜査も一気に進展する可能性がある。

     トランプ氏は21日、遊説先のウェストバージニア州でマナフォート被告への有罪評決について、「非常に悲しいことだ」と述べた。モラー氏の捜査については「魔女狩りだ」と非難した。

     米上院でロシアの選挙介入を調査してきた民主党のウォーナー議員は「有罪評決はモラー氏の捜査が魔女狩りではないことを示した。政界の最高レベルまで達しているロシアの影響力と腐敗を根絶しようとする真剣な捜査だ」と述べた。大統領がマナフォート被告の恩赦を試みたり、捜査を妨害しようとしたりする場合、「権力の乱用であり、議会はすぐに行動する必要がある」とトランプ氏をけん制した。

    毎日新聞のアカウント

    話題の記事

    アクセスランキング

    毎時01分更新

    1. 社告 優勝額を販売します 9月場所・白鵬関
    2. 所ジョージ 「夏に胆のう摘出手術」 新番組で記者会見
    3. 赤坂電視台 川合俊一 日本女子バレーの団結力はすごい!
    4. 新潮社 「あのヘイト本」Yonda? 看板に落書き
    5. 東京 コインロッカーから乳児遺体 無職女性が事情知る?

    編集部のオススメ記事

    のマークについて

    毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです