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ロシア

トルコへの武器輸出前倒し NATOにくさび

 ロシアの国営武器輸出企業ロスオボロンエクスポルトは21日、最新鋭の地対空ミサイルS400のトルコへの供給時期について、2019年に前倒しすると発表した。インタファクス通信などが報じた。北大西洋条約機構(NATO)加盟国のトルコが露製兵器を購入すれば、対米関係はさらに悪化する。

     米国とトルコは今月、米国人牧師の身柄拘束問題を巡り制裁を発動し合っている。この事態を受け、ロシアはS400の供給前倒しを発表したとみられる。NATO加盟国にくさびを打ち込むと共に、シリア情勢で協調してきたトルコの取り込みを狙っている模様だ。

     トルコは対露関係を拡大しており、20年以降にS400を輸入することで合意していた。米国は最新鋭ステルス戦闘機F35のトルコへの売却を凍結し、露製兵器の購入撤回を迫っていた。

     ロシア通信によると、ロスオボロンエクスポルトは武器輸出の際に米ドル決済を取りやめ、今後は自国通貨ルーブルなどによる決済に移行する方針を明らかにした。米露は7月の首脳会談で、関係改善を目指すことで一致したが、米政府は対露制裁を次々と発動している。ロシアは経済や金融面で対米依存度の縮小を図っているとみられる。【大前仁】

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