メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

三菱マテリアル

データ改ざん 子会社捜索 社長、隠蔽指示か

 非鉄大手・三菱マテリアル(東京)の子会社などで検査データが改ざんされていた問題で、東京地検特捜部は先月、同社の複数のグループ会社を不正競争防止法違反(虚偽表示)容疑で捜索した。関係者が明らかにした。また、一部のグループ会社では当時の社長らが不正を黙認し、関連資料の隠蔽(いんぺい)を指示した疑いがあることも判明した。

     三菱マテリアルは昨年11月以降、自動車や航空機用に出荷するゴムや銅製品の検査データを顧客の要求などに合っていなかったのに、適合するよう改ざんしていたと複数回にわたって公表。不正は、三菱電線工業(東京)▽三菱アルミニウム(同)▽三菱伸銅(同)▽ダイヤメット(新潟)の4子会社と、三菱アルミニウムの子会社・立花金属工業(大阪)で行われていた。

     関係者によると、特捜部は先月、三菱電線工業、三菱アルミニウム、ダイヤメットのほか、親会社の三菱マテリアルも関係先として捜索した模様だ。

     子会社のうち、ダイヤメットでは1977年ごろから改ざんが行われてきたとみられる。2015年に親会社への内部通報で不正が発覚。これを機に実施された社内調査により、ダ社の当時の社長や他の複数の役員が不正を認識したという。

     しかし、社長は不正の取りやめを指示することもなく、17年に親会社がダ社を監査した際には、社内に関係資料を隠蔽するよう指示したとされる。

     三菱マテリアルのグループ会社がデータを改ざんした不正品を出荷した顧客は延べ841社に上るという。三菱マテリアルは毎日新聞の取材に「司法手続きに関することについては回答を控える」とし、捜査に関する言及を避けた。【巽賢司、遠山和宏】

    毎日新聞のアカウント

    話題の記事

    アクセスランキング

    毎時01分更新

    1. 日産会長逮捕 ゴーン神話「数字の見栄え良くしただけ」
    2. ゴーン会長逮捕 日産社長「私的流用、断じて容認できない」 会見詳報(1)
    3. 高校野球 練習試合で頭に死球、熊本西高の生徒が死亡
    4. 全国高校サッカー 県大会 西京、5年ぶり全国切符 高川学園の猛攻しのぐ /山口
    5. 日産 ゴーン会長を解任へ 「会社資金を私的に流用」

    編集部のオススメ記事

    のマークについて

    毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです