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号外白鵬が秋場所V 幕内通算1000勝
アジア大会

ゴルフに「天才」比女子高生 日本人父と練習

ティーショットを放つフィリピン代表の笹生優花=ジャカルタで2018年8月23日、徳野仁子撮影

 【ジャカルタ松本晃】ジャカルタ・アジア大会のゴルフ競技に、フィリピンで「天才」と言われている女子高校生が出場している。日本人の父とフィリンピン人の母の間に生まれた笹生優花(さそう・ゆうか)。23日の初日は通算1アンダーの7位で好発進した。「国を代表して戦うのはやっぱり燃えますね」と話す17歳の目標は2020年東京五輪でのメダル獲得だ。

 ドライバーの飛距離が長い「飛ばし屋」で知られる。第1ラウンド18番(パー5)。あこがれのロリー・マキロイ(英国)を意識した豪快なティーショットは280ヤード超え。同じラウンドで回る選手を40ヤードも引き離した。

 日本で生まれ、ゴルフ好きの父正和さん(60)についてゴルフ場を回るうちに、8歳でゴルフを始めた。その頃からフィリピンに住み、今は日本の通信制の代々木高校で学びながら、フィリピンを拠点に海外や日本の大会を転戦している。

 小学生時代からフィリピンでは好成績を残していたが、15年の世界ジュニア(15~18歳)選手権で同じグループで回ったタイの選手に飛距離で50ヤード離され、負けん気に火が付いた。家に帰って泣きながら正和さんに「どうしたら勝てるのか」と訴えた。

 正和さんは独学で日本や米国のゴルフの技術書を読みあさり、自ら取り組んでいた柔道や空手の筋肉の使い方もヒントに独自の練習法を編み出した。球をとらえるインパクトの瞬発力を養うために取り入れたのが野球のノック。両足に4キロの重りをつけ、ボールを追いかける。他にも強いスイングに負けない手首を作るためにボクシングの打ち込み、1.2キロのプロ野球選手が使うマスコットバットでの素振り、60キロのスクワットもこなす。

 正和さんが「よくついてきた」という厳しい練習に耐え、1年で平均飛距離が50ヤードも伸びた。17年の世界ジュニアでは2位。今では、「飛距離では負けたくない」と言う。

 将来は米ツアーで活躍する夢を描く。まずは2年後の東京五輪で「メダルをとりたい」と意欲を燃やす。その先に見据えるのは、世界ランク1位と全米女子オープン制覇だ。

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