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シベリア抑留

追悼の集いに当事者4人 継承切実な課題に

シベリア抑留で亡くなった人々の「追悼の集い」で主催者を代表してあいさつする新関省二さん(右)=東京都千代田区の国立千鳥ケ淵戦没者墓苑で2018年8月23日午後1時14分、青島顕撮影

 第二次大戦後に旧ソ連に抑留されて亡くなった人たちを追悼する集いが23日、東京都千代田区の国立千鳥ケ淵戦没者墓苑であった。シベリア抑留の当事者は大多数が90代以上になり、当事者の参加は過去最低の4人だった。体験の次世代への継承が切実な課題だ。

     集いは2003年から民間の「シベリア抑留者支援センター」が開いており、16回目。当事者・遺族らに加え、駐日カザフスタン大使と、ロシア、モンゴル両大使館員も出席し、約200人が死者のために献花した。

     昨年まで主催者あいさつをした大阪府の池田幸一さんが今年2月、97歳で亡くなった。代わって戦後4年間、シベリアの炭鉱で働かされた横浜市の新関(にいぜき)省二さん(92)があいさつし「次々と仲間を見送っている。すべてを語り継ぐことは不可能だが、何を教訓として残し、伝えていくか、日本社会全体として真剣に考え、取り組んでほしい。日本とロシア、関係国政府にはもっと実態を明らかにし、どこに問題と責任があったのかを明らかにしていただきたい」と述べ、旧ソ連が残した抑留者記録を関係国で解析・活用するよう求めた。【青島顕】

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