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米国

国務長官、訪朝中止へ 「進展ない」トランプ氏指示

ポンペオ米国務長官=首相官邸で2018年7月8日、佐々木順一撮影

 【ワシントン高本耕太】トランプ米大統領は24日、ポンペオ国務長官に来週予定していた北朝鮮訪問を取りやめるよう指示した。自らのツイッターで明らかにした。北朝鮮との非核化協議に「十分な進展がみられない」ことを理由に挙げた。また「我々が貿易の分野で中国に強硬な姿勢をとっていることから、中国はかつてのように(北朝鮮の)非核化プロセスに協力していない」とし、北朝鮮の最大支援国である中国に対しても不満を示した。

 6月の史上初の米朝首脳会談で「朝鮮半島の完全非核化」で合意後、トランプ氏はその成果を誇示してきた。米紙ワシントン・ポストによると、トランプ氏が非核化協議に関して公に不満を表明するのは初めて。

 ただ、トランプ氏自身が首脳会談直前の5月、態度を硬化する北朝鮮に対して会談中止を通告しながら、結局は予定通りに会談を実現させた経緯もあり、今回も「トランプ流」の心理戦である可能性がある。

 トランプ氏はツイッターで「当面は、金(正恩朝鮮労働党委員長)に対し、心からの敬意を表しよろしくと伝えたい。近く会えることを楽しみにしている!」とも述べた。ポンペオ氏が「米中間の貿易関係が改善された後に」訪朝する可能性が高いことも指摘した。

 一方、米中両政府は貿易制裁を互いに発動し、22~23日に開かれた事務レベル協議でも成果はなく、対立が長期化の様相を見せている。ポンペオ氏の訪朝がいつになるかは見通せず、米朝間の非核化協議の先行きは不透明感を増しそうだ。

 ポンペオ氏は今月23日に国務省で声明を読み上げ、4回目となる訪朝を来週予定していることを発表したばかり。訪朝後に東京を訪問し、日韓両国の外相とも会談する方向で調整していた。

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