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ジンバブエ大統領選

現職の当選が確定 野党の異議退ける

 【ヨハネスブルク小泉大士】ジンバブエの大統領選挙(7月30日投票)の結果をめぐり、同国の憲法裁判所は24日、選挙管理委員会が得票数を操作したとする最大野党の民主変革運動(MDC)の異議申し立てを退け、現職のムナンガグワ大統領の当選が確定した。26日に就任式が行われる。ロイター通信によると、裁判長は「選管の不正を裏付ける証拠がない」と述べた。

     37年間にわたって実権を握ってきたムガベ前大統領の退陣後初となった大統領選で、ムナンガグワ氏は自由・公正な選挙を約束。投票日までは平穏だったが、8月1日に軍が野党支持者の抗議デモに実弾を発砲し、少なくとも6人が死亡した。

     その後も、野党幹部の逮捕や支持者に対する脅迫、暴力行為などが相次ぎ、選挙監視団を派遣した欧州連合(EU)などが懸念を表明。実弾を発砲した兵士は、昨年11月にクーデターでムガベ氏を失脚に追い込んだチウェンガ副大統領(前国軍司令官)の指揮下にあったとされ、ムナンガグワ氏が軍をコントロールできていないとの見方も広がった。

     国際的なシンクタンク「国際危機グループ」のピアース・ピグー氏は「ムガベ時代と同様に、軍が極めて強い影響力を持っていることが表面化した」と指摘。ムナンガグワ氏は欧米諸国との関係改善を進めたい意向だが、軍の暴力や透明性に欠ける投開票プロセスが批判されたことで、援助や融資を受けるのは困難とみられ、今後も不安定な政治・経済状況が続く恐れがある。

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