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ミャンマー

ロヒンギャの武装集団を警戒

 【バンコク西脇真一、ニューデリー松井聡】ミャンマーの少数派イスラム教徒「ロヒンギャ」の武装集団「アラカン・ロヒンギャ救世軍」(ARSA)が、ミャンマーの警察施設を襲撃してから25日で1年。ミャンマー政府はバングラデシュとの国境付近で、ARSAによる襲撃が再び発生する可能性があるとして警戒を強めている。

     ミャンマーのインターネットメディア「イラワジ」によると、昨年の襲撃発生から1年を前にミャンマー警察は、ラカイン州北部のバングラとの国境沿いに160を超える警察官詰め所を設置し、1000人を派遣。さらに、最初に事件が起きたマウンドーなどでは24時間態勢でパトロールにあたり、国軍の協力も受けている。また、地元警察の話として、7月にマウンドーにあるロヒンギャの国内避難民キャンプで、30丁以上の手製の小銃が押収されたと伝えた。

     ミャンマー政府はARSAを「テロリスト」に認定。21日に訪問先のシンガポールで講演したアウンサンスーチー国家顧問兼外相は「ラカイン州の人道危機を生み出す最初の要因となったテロ活動の脅威は、今も残っている」と指摘。「この安全上の課題に取り組まない限り、相互の暴力の危険は続く」と強調した。

     ARSA関係者によると、ARSAは現在もバングラに近い山間部に拠点を維持。ミャンマー政府がロヒンギャ迫害に関する国際刑事裁判所(ICC)への捜査協力に同意するかどうかを注視してきたという。

     だが、ミャンマー政府は今月9日にICCへの捜査協力を拒否。ARSA関係者は「ミャンマー政府の対応には失望している。再び政府側を襲撃する可能性はある」と話す。

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