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アジア大会

脱「上野頼み」で日本5連覇 ソフトボール

五回コールドで優勝を決めてマウンドに駆け寄る上野由岐子(左奥)ら日本代表の選手たち=ジャカルタで2018年8月24日、宮間俊樹撮影

 ジャカルタ・アジア大会は第7日の24日、ソフトボールの決勝があり、日本が台湾に7-0で五回コールド勝ちを収めて、金メダルを獲得した。1次リーグから無敗で、大会5連覇を達成した。

 米国との激闘の末、準優勝に終わった世界選手権から12日。宇津木麗華監督は決勝の先発マウンドに、日本のエース上野由岐子(ビックカメラ高崎)を再び指名した。「やはり大事な試合だったから」と宇津木監督。実力と経験を信頼すればこその選択だった。

 開会式で日本選手団の旗手も務めた右腕は一回、立ち上がりを攻められ1死一、二塁のピンチを招く。だが、「簡単にいきすぎた」とベテランらしく落ち着いていた。丁寧な投球で後続2人を内野ゴロに仕留めると、二、三回も無安打。力を入れた速球には相手打者が振り遅れるなど、さすがの投球だった。

 決勝のみを切り取れば、これまでの上野頼みと変わらない。だが、上野が今大会登板したのは8試合中2試合だけ。代わりに大車輪の活躍を見せたのが、23歳の浜村ゆかり(ビックカメラ高崎)だった。今月行われた世界選手権は脇腹を痛めた影響で登板できず「自分の情けなさを感じた」と浜村。準決勝まで24回を投げ2失点と抜群の安定感を見せた。

 この日も宇津木監督は終盤に浜村の起用を考えたという。しかし二回までに7点が入って以降、早いテンポで試合が進んでコールド試合となったため登板機会がなかった。今大会を振り返った宇津木監督は真っ先に浜村の名を挙げ「本当によく投げてくれた」とねぎらった。

 上野は浜村について「まだまだこれから。もっと制球を磨いて『使ってもらえる選手』にならないと」と手厳しい。だが、2年後に迫った東京五輪金メダルという目標に向け、戦力の底上げが不可欠という期待の裏返しでもある。

 今月2日の世界選手権から、ほぼ休み無く強行日程でつかみ取ったアジア大会の金メダル。国際舞台で若手が成長を示したことは大きな収穫となった。【倉沢仁志】

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