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ノーザントラスト

ケプカが首位タイ「あの3番ウッドを打ったとき、すべてがかみ合った」(PGA Tour)

情報提供:PGA Tour

ノーザントラスト 2日目

PGAツアー第45戦 ノーザントラスト/ニュージャージー州 リッジウッドCC

後半7ホールで1イーグル4バーディの猛攻

 ブルックス・ケプカは金曜日、力こぶを大いに披露し、圧巻のフィニッシュでノーザントラスト2日目の首位タイに上った。

 タイガー・ウッズはこの日もパットを外したものの、明日以降もプレーできることに安堵している模様だ。

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 第2ラウンドではバーディとボギーを繰り返したケプカ。序盤では行く末いずこという状態だった。

 だが、13番パー5で見せた、あるスイングがすべてを変えた。残り約310ヤードから3番ウッドを力の限りスイングさせて、この日ずっとできずにいたタイトなドローを放った。ボールはピンそば6メートルに止まり、これを沈めてイーグル奪取。

 最後は3連続バーディでラウンドを締めくくり、6アンダー65をマークした。この日5アンダー66のジェイミー・ラブマークと並び、通算10アンダーで首位に立った。

「最初の11ホールでは、自分のヒットの仕方に不満を感じていた」とケプカは話す。

「あの3番ウッドを打ったとき、すべてがかみ合ったんだ。ついにクラブをリリースさせることができたと感じた。可能な限り強く打って、大きくドローした。右にあった木に狙いを定めて、ピンの後ろのほうにドローさせようと思った。それをやってから、すべてがかみ合い始めたんだ」

 全米オープン、そして全米プロゴルフ選手権覇者のケプカ。そこからは猛攻撃あるのみだった。

ジェイミー・ラブマークも通算10アンダーで首位に並んでいる Photo by Andrew Redington/Getty Images

 これまで143試合に出場し、優勝未経験のラブマークは、折り返し前後の6ホールで5バーディを奪い、ひと足先に10アンダー132ストロークに到達。それから間もなくして、複数選手が優勝争いに加わるべく、首位の2人に続いた。

 全米プロゴルフ選手権を最終組でプレーして以来、自信が戻りあるアダム・スコットはこの日、大会ベストスコアの7アンダー64をマークし、首位と1打差の通算9アンダー3位に迫る。

 さらに続くのは、2日連続でトリプルボギーを出しながらも、4アンダー67でプレーし、通算8アンダー4位タイにつけている世界ナンバーワンのダスティン・ジョンソンだ。

 この日は1番パー4のグリーン後方の深く生い茂ったラフから5打を擁したジョンソン。早い時点でトリプルボギーを出したのが、昨日とは違う点だった。

 ブライソン・デシャンボーは5アンダー66をマークし、通算8アンダー4位タイでジョンソンに並ぶ。

 通算7アンダー6位タイにつけるのは、フェデックスカップ・ランキング112位のショーン・オヘア。プレーオフ第3戦のBMW選手権に出場するには、70位以内に入る必要がある。

 同大会はホームコースであるフィラデルフィア郊外のアロニミンクで開催されるのだ。大会の数週間後にはメンバーとしてプレーに招待されているものの、ホームコースで900万ドル(約1億円)の賞金をかけての戦いに加わりたいと考えている。

タイガー・ウッズはカットラインギリギリの通算イーブンパー67位タイで予選通過を果たした Photo by Keyur Khamar/PGA TOUR

 ウッズはこの日、15番パー3までのすべてのホールでバーディチャンスにつけるなど、ショットでは冴えを見せつつも、上位争いからは遠く離れたままだった。

 そして15番パー3で、ティーショットがグリーンからエッジへとこぼれ落ちた。そこから3パットのボギー。この日のスコアはイーブンパー71だった。

 奪ったバーディは2つのみ、36ホール合計では4バーディだ。予選はカットラインギリギリで通過。通算イーブンパー67位タイで、首位とは10打差だ。

「肝心なのは、パットを入れるということだ。うまく転がさないといけない」とウッズは話す。

「ドライバーがどんなによくても、パットをうまく転がして、入れないといけない。今日はパットがよくなかった。ラインを読むのに苦労した。結果として、まったく入れられなかった」

アダム・スコットが首位と1打差の通算9アンダー3位につけている Photo by Keyur Khamar/PGA TOUR

 ジョーダン・スピースはパットを決めて、いいスタートを切ったものの、10番目のホールとなる18番パー4でトリプルボギーを出し、すべてが振り出しに戻った。この日のスコアは1アンダー70で、通算2アンダー44位タイにとどまっている。

 スコットはこの日もバッグの中に長いパターと短いパターの2本を入れていた。短いパターはここしばらく苦戦している中距離のパットのためだ。

 だが、全米プロゴルフ選手権でも今大会でも、長いパターでいい感触を持ち始めており、短いパターへと持ち変える必要もなさそうだ。

 最も大きな違いは自信だ。数年前、世界ランキングで1位に到達した選手としての偉容を見せ始めたスコット。ほんの1カ月前には100位から転落の危機に面していた。

 全米プロゴルフ選手権で3位フィニッシュしたことにより、フェデックスカップ・ランキング73位まで順位を上げたが、気分は冴えないままだった。

「今年は安定したプレーができずに苦労していた。この2カ月くらい、それを何とかしようと続けて、それがようやく全米プロゴルフ選手権で実になったんだ」とスコットは話す。

「今週は最初のティーショットを打って、今年プレーしたどの大会よりも自信を感じることができた。ここに来るのが待ちきれなかった、というくらいだ」

ケプカは今季メジャー2勝を挙げた自信をプレーオフシリーズにも持ち込んでいる Photo by Ross Kinnaird/Getty Images

 フロリダの自宅にメジャー大会のトロフィーが2つ置いてあるケプカ。「自信」についてはよく知るところだ。

 ツアー大会で定期的な勝利を収めることができずにおり、フェデックスカップ・プレーオフへの準備はメジャーに向かうような気持ちで行ってきた。トレーナーにお抱えシェフといった、いつものメンバーを連れてコース近くに家を借りたほどだ。

 ラウンド中盤に首位と5打差まで離されたケプカ。攻めやすいはずの12番パー4ではティーショットを左バンカーに打ち込みつつも、クリーンなサンドショットをピンそば1メートルにつけてバーディを奪った。

 そして迎えた13番パー5。ドライバーショットを322ヤード飛ばした後、3番ウッドで2オンに成功。大きな結果に繋げた。

 ケプカは次のように話す。

「自分が期待しているほど、予定通りにいかないこともある。でも、いいスイングを一度すると、そこから突然、あの感覚がやってくるということがあるんだ。リズムをつかんで、そこからスコアを出していく。今日はそういう感じになった」


情報提供:PGA Tour

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