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アジア大会

競泳から新競技に挑戦したアラフォー

柔術競技に出場したシンガポールのオイ・メイ選手。試合には惜しくも初戦で敗れた=ジャカルタで2018年8月25日、倉沢仁志撮影

オイ・メイ選手(シンガポール)=柔術女子

 今回のアジア大会から採用された柔術競技に、かつての競泳五輪代表が出場した。初戦となる女子62キロ級の2回戦から登場して敗れたものの、40歳を超えてなお「現役」で新たな挑戦をしている。

     16歳だった1992年バルセロナ五輪の競泳女子自由形とバタフライ、個人メドレーの計7種目に出場。いずれも予選敗退だったが、その後も98年世界選手権に出るなど、長くシンガポールの競泳界を引っ張った。

     2001年に競泳の第一線から退いた後は、チェコ屈指の名門・カレル大学で医学博士を取得し医療の道に進んだ。だが、スポーツへの情熱を断ち切れずに引退から約10年後、「スイマーをやめてからずっと興味があった」という総合格闘技の世界に進出。現在は国内でジムを開き、自身のトレーニングの傍らで子ども向けにブラジリアン柔術や、カポエイラを教えている。

     柔術は相手を倒した後の寝技や、関節技によってポイントを競う。投げ技も魅力の柔道とは異なり倒れてからの攻防が魅力の競技だ。今回は男子6階級、女子2階級が実施され、中東や中央アジアで人気だ。日本勢は出場していない。

     女子の重量級となる62キロ級には23人が出場。17歳のアラブ首長国連邦(UAE)選手と対戦して両者ともポイントを与えず0-0で試合を終えたが、有効数の差で惜しくも敗れた。「ハイレベルな戦いだった」と振り返りつつ「年下でも良い選手はたくさんいる。競技にとっては良いことだと思う」と盛り上がる会場を見て語った。

     今後について「まずは一回、ゆっくり休みたい」。競泳への復帰については「もう十分やったから」と否定した。20年東京五輪への興味についての質問が出たが「あと2年しかない。さすがに新しい競技に挑戦しても出場は難しいですね」と、いたずらっぽく笑った。【倉沢仁志】

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