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アジア大会

空手組手、植草歩が金 最重量級で20年ぶり

女子組手68キロ超級決勝で相手を攻める優勝した植草歩=ジャカルタで2018年8月25日、宮間俊樹撮影

 ジャカルタ・アジア大会は第8日の25日、空手の女子組手68キロ超級が行われ、2016年世界選手権優勝の植草歩(JAL)が金メダルを獲得した。日本女子の最重量級での優勝は1998年バンコク大会の鍋城泉以来20年ぶり。

     女子組手のエースが悲願のアジアの頂点を勝ち取った。前回覇者で7月にアジア選手権では敗れたイランのハミデ・アバサリに雪辱しての優勝に「気持ちを込めた試合ができた」と喜んだ。

     アバサリとの対戦は準決勝。用意した秘策が結実したのは1点をリードされ、試合時間残り12秒を迎えた時だった。身長179センチと自らを11センチ上回る相手のがら空きになった懐へ、狙い澄ました中段蹴りで一気に2点を奪って逆転勝ち。試合後には「狙い通り。短い足で頑張って蹴った」と笑いを誘った。

     中段蹴りは試合序盤にも狙っていた。警戒されてよけられたことで、終盤まで顔付近への突きを繰り返して注意を引きつけ、相手がリードを守ろうと上体が浮いたところを見逃さなかった。

     試合終盤の強さの秘密は15年に社会人になって空手に割ける時間が少なくなり、練習を見直したことだ。自転車型のトレーニングマシンを全力で15秒こいで、15秒休憩するという試合に近いインターバル練習を取り入れて、スタミナが向上。後半までスタミナが持つようになり、終盤に冷静に攻撃できるようになった。昨年12月の全日本選手権でも試合残り1秒で逆転していた。

     空手競技初日に最後の3人目として登場し、3個目の金メダル。追加競技で採用された2020年東京五輪に向け、「やっぱり勝つ競技が面白い。多くの人に知ってもらうきっかけになった」。最高のアピールに、満面の笑顔をはじけさせた。【松本晃】

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