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アジア大会

山県9秒台に7センチ足りず 計測の仕組みは

ジャカルタ・アジア大会陸上男子100メートル決勝のタイムと着順を判定する写真。右端が9秒92で優勝した蘇炳添。その左上が10秒00で3位に入った山県亮太。山県の手前は2位のT・オグノデ=大会公式ホームページから

 【ジャカルタ小林悠太】ジャカルタ・アジア大会で26日、陸上男子100メートルの山県亮太(26)=セイコー=が10秒00の自己タイ記録で銅メダルを獲得した。自身初、日本選手2人目の9秒台にわずかに届かなかった結果には、記録計測の仕組みも関係している。

 決勝の公式記録には山県の「10秒00」の横に「.997」と付記され、同じ10秒00で2位のT・オグノデ(24)=カタール=には「.995」とあった。これは、詳細な計測では山県が9秒997、T・オグノデが9秒995だったことを意味する。

 陸上のトラック競技の記録と着順は、1秒間に1000コマ以上の高速でフィニッシュライン上を撮影し、その写真をつなぎ合わせた物を読み取って判定する。選手の胴体(体から頭、首、手・腕、足・脚を除いた部分)がフィニッシュラインに到達した瞬間を1000分の1秒単位で計測した上で、100分の1秒単位に切り上げたタイムが公式記録として発表される。1000分の1秒単位の計測値は、複数の選手の公式記録が同じだった時に着差判定のため使われ、その場合にのみ公表される。

 公式記録で9秒台突入の「9秒99」が認められるには、計測値で「9秒981~9秒990」となる必要がある。山県は今回の9秒997から0秒007、距離に換算すると約7センチ分、短縮しなければならない。

 山県が昨年9月に10秒00を出した時は1000分の1秒単位の計測値は公表されなかったが、山県は今回の決勝後に「前回は(10秒)000だった。(9秒997が)本当の意味の自己ベストだと思う」と打ち明けた。

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