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平成という時代

平成最後の年を迎えた。平成は、グローバル化やインターネットの普及を背景に社会が大きく変化し、価値観の多様化が進んだ時代だった。さまざまな変化を追うとともに、その先にある次代をどう描いていくべきか考えたい。

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平成という時代

第1部 語る/1 素の日本、あらわ 30年を振り返る--3人の識者

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座談会に参加した(左から)東大名誉教授の三谷太一郎氏、作家の高村薫氏、慶大教授の小熊英二氏。手前は小松浩主筆=東京都千代田区で2018年8月10日、佐々木順一撮影
座談会に参加した(左から)東大名誉教授の三谷太一郎氏、作家の高村薫氏、慶大教授の小熊英二氏。手前は小松浩主筆=東京都千代田区で2018年8月10日、佐々木順一撮影

 明治があって大正、昭和と続き、いま、私たちは平成という時代を生きている。淡々と流れる西洋の暦は便利だが、年号は日本人の記憶の形成と結びつき、その時間感覚から離れられない。来春に迫った平成の終わりに向け、30年を振り返り、より良い明日を考えていきたい。第1部では、3人の識者が語り合う。(司会は小松浩主筆、題字は書家・石飛博光氏)

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