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アジア大会

山県 9秒997で銅!記録は「10秒00」も自己ベスト更新(スポニチ)

陸上男子100メートル(2018年8月26日)

 陸上男子100メートル決勝で日本選手団主将の山県亮太(26=セイコー)が日本歴代2位タイとなる自己ベストの10秒00で銅メダルを獲得した。優勝は蘇炳添(中国)で9秒92の大会新記録。女子マラソンの野上恵子(32=十八銀行)は2時間36分27秒で銀メダルを獲得し、前日の男子に続き日本勢が表彰台に立った。スポーツクライミング複合は決勝が行われ、女子は野口啓代(29=TEAM au)が初代女王に輝いた。

     東京五輪ファイナリストという夢をかなえるために、アジアのライバルを叩く。山県はジャカルタをその舞台と決めていた。結果は狙い通りとは行かなかったが、自己ベストタイの10秒00と銅メダル獲得で、その存在を知らしめた。

     「スタートは良かったですし、全体もおおむね良かったです」

     準決勝は10秒10。アジア記録9秒91を持つ蘇炳添らを抑えて堂々のトップ通過を果たした。決勝は得意のスタートと、スムーズな加速でスピードに乗った。9秒台の期待が高まる好走を見せたが、蘇はさらにその上を行った。「正直悔しいですよ。スタートしてから蘇選手と少し差を感じた」と脱帽した。

     今季から常に20年東京を意識して行動していた。7月の欧州遠征はまさに東京の予行演習。山県の同行者はマネジャー1人だった。普段なら仲田健トレーナーも帯同しているが、総合大会はIDの関係でスタッフ数も制約を受けることを想定したものだ。脚の違和感で遠征を離脱したが「こういう遠征で何が必要なんだろうというのも見えてきた」。競技以外でも視線は常に20年を見据えている。

     決勝では蘇を倒す目標はかなわなかったが、まだチャンスは巡ってくる。「(蘇とは)意外と近いなと思った。タイムも9秒出るかなと。けど…あとちょっとかな」。ライバルを倒すのは、アジア大会より大きな舞台がいい。20年東京五輪の決勝の舞台こそ、ふさわしい。

    小数点以下3位切り上げ

     陸上トラック競技の記録は100分の1秒単位だが、実際は1000分の1秒まで計測され、小数点以下3位は切り上げとなる。男子100メートル決勝で3位の山県と2位のT・オグノデ(カタール)はともに10秒00だったが、参考に発表されたタイムはT・オグノデが9秒995、山県は9秒997だった。山県はあと0秒007速ければ9秒990となり、9秒台が出たことになる。(スポニチ)

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