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立命大

衣笠とびわこに保育施設 女性研究者増加で対応 /京都

キャンパスに開設された学内保育施設。広さは約220平方メートルで、給食室やダイニングルーム、トイレ、0~1歳児用の部屋などもある=京都市北区の立命館大衣笠キャンパスで、菅沼舞撮影

 立命館大は9月1日から、衣笠キャンパス(京都市北区)とびわこ・くさつキャンパス(滋賀県草津市)に教職員や学生のための企業主導型学内保育施設を開設する。27日に両キャンパスで開園記念式典が開かれた。

     衣笠キャンパスでは吉田美喜夫学長が「性差に関わらず力を発揮できる環境を整えることで大学の発展を前進させることができる」とあいさつ。出席者はテープカットの後、使用していない会議室を転用した「立命館みらい保育園きぬがさ」を内覧した。山下直子園長は「かなり広い空間を確保し、おもちゃも充実している。キャンパス内にあるため、外遊びの時間が学生さんの休み時間と重ならないよう工夫した。普通の園とは違い、プールや砂場がない点は今後の検討課題です」と話した。

     同大学に在籍する女性研究者は約650人と10年前の1・8倍に増え、保育施設ニーズが高まっていた。昨年1月、教員対象のアンケートで、学内保育所に関して「利用する」「利用するかもしれない」との回答が5割を超え、大学院生のアンケートでも保育所の要望が多かったという。大阪いばらきキャンパス(大阪府茨木市)でも設置を検討している。

     整備費用は衣笠キャンパスが約5600万円、びわこ・くさつキャンパスが約6700万円。国の企業主導型保育事業の助成を受ける予定で、約4分の1が大学負担。運営は民間に委託し、費用は助成金と保育料でまかなう。

     国の調査によると、国内の女性研究者の割合は15・3%(2016年3月31日現在)と過去最高を更新しているが、30%前後が多い欧米の先進国と比べると低迷が続く。結婚や出産、子育て、介護など女性に負担がかかりやすいライフイベントで研究や学びを断念せざるをえない状況が背景にある。【菅沼舞】

    〔京都版〕

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