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西日本豪雨

ダム放流を検証しようと住民側が初会合

 西日本豪雨の際、愛媛県の肱川(ひじかわ)が野村ダム(同県西予市)の大規模放流後に氾濫し、下流域で犠牲者が出た問題で、住民らが27日夜、同市野村町地区で、ダムの放流を検証する初会合を開いた。住民側の視点で、ダム放流の経過や犠牲者が出た背景を検証するのが狙いで、会合を重ね、訴訟も視野に活動を続ける。

     住民約80人が参加。呼びかけ人の同町地区の会社役員、和気数男さん(71)が「9日の住民説明会では、(ダム管理者の国側の説明に)納得できない人が多いのではないか」とし、独自の検証の必要性を強調した。その後、ダムの放流について調査・研究を続ける奥島直道弁護士が「大量で急激な放流を避けることは本当にできなかったのか」と題して講演。大規模放流を「操作規則通り」と主張する国側の説明に疑問を呈した。

     野村ダムでは満水が近づいた7月7日朝、流入量とほぼ同量を放流する「異常洪水時防災操作」を実施。肱川が氾濫し、住民5人が死亡した。国側も、情報提供などに関する検証委員会を7月19日に設置している。【中川祐一、遠藤龍】

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