メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

号外「新潮45」が休刊 杉田氏擁護特集で批判浴び
八幡市民会館

埋文センター移転で保存へ

活用の方針が固まった八幡市民会館=北九州市八幡東区で、木村敦彦撮影

 北九州市は、戦後日本を代表する建築家、村野藤吾(1891~1984年)が設計し、2016年3月に閉館した八幡市民会館(八幡東区)の建物を保存し、市立埋蔵文化財センター(小倉北区)を移転させる方針を固めた。関係者への取材で判明した。14年3月に閉館が決まって以降、歴史ある建築物の存廃を巡り揺れていた。市は近く発表する。

 村野は佐賀県唐津市出身。12歳の頃、現在の北九州市に移住し、小倉工業学校(現小倉工業高校)卒業後、早稲田大で建築学を学んだ。代表作に戦後建築物として06年に初めて国重要文化財に指定された世界平和記念聖堂(1954年、広島市)などがある。

 八幡市民会館(58年)は村野の円熟期の作品で、外観の茶色のタイルとシャープな輪郭が印象的な地下1階、地上4階建て。公共施設の再編で閉館したが、日本建築学会や地元の市民団体が保存を要望。市は昨年6月、「当面保存する」との方針を発表したが、存廃の最終的な結論は今年に持ち越されていた。

 市立埋蔵文化財センターは83年に九州初の考古学専門館として開館したが、老朽化などで改修を検討していた。関係者によると、八幡市民会館の耐震工事や内装のリフォームを含めた移転費用は十数億円と見込まれるが、埋蔵文化財センターの土地の売却費などで一部を賄えるとみられる。移転は「村野建築を保存し、埋蔵文化財の展示スペースも確保できる一石二鳥の方法」としている。【下原知広、木村敦彦】

毎日新聞のアカウント

話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 涼宮ハルヒ 5年ぶり新作書き下ろし短編 「ザ・スニーカー」特別号に掲載
  2. 大相撲 貴乃花親方が相撲協会に退職届を提出
  3. 大阪震度6弱 塀倒壊で女児死亡 高槻市が和解金支払いへ
  4. WEB CARTOP 海外で言うと恥ずかしい!? 日本車のおかしな車名3選
  5. 月刊相撲 おかみさん・リレーコラム 千賀ノ浦部屋・舛田奈緒子さん(58)

編集部のオススメ記事

のマークについて

毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです