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アジア大会

バド銀のタカマツ組、目標「2年後の一番」

女子ダブルス決勝で中国ペアとの対戦でサーブミスし手で顔を覆う松友美佐紀(手前)。奥は高橋礼華=ジャカルタで2018年8月27日、宮間俊樹撮影

日本勢48年ぶりの優勝ならずも多くの収穫を得る

 ジャカルタ・アジア大会は第10日の27日、バドミントンの女子ダブルス決勝があり、2016年のリオデジャネイロ五輪金メダルの高橋礼華、松友美佐紀組(日本ユニシス)は17年世界選手権優勝の陳清晨、賈一凡組(中国)に敗れて、2大会連続の銀メダルだった。日本勢48年ぶりの優勝はならなかった。

     高橋、松友組は新たなことに取り組んでいた。目先の勝敗より新たな引き出しを作ることだ。松友が前衛で試合を作り、高橋が後衛から強打を放つという絶対的なパターンに加え、高橋が前衛に入るパターンも意図的に作る。今大会も試行錯誤をしながら決勝まで進んできた。

     悲願だった五輪の金メダルを獲得した後、目標を見失った。特に年上の高橋は顕著で「17年の1年間は現役を続けるかやめるか考えながらやっていた」と明かす。昨年12月にドバイで行われたスーパーシリーズ・ファイナルの出場権を6年ぶりに逃し、リオ五輪後、初めてゆっくりとした時間を持てた。

     これ以上、中途半端に続けるべきではないと高橋は覚悟を決めて松友に告げた。「松友が『先輩とは無理です』と言うなら私は引退する。私と東京五輪を目指したいと思ってくれるなら、リオ五輪の時以上の気持ちで連覇を目指す」。松友は「先輩ともう一度、東京五輪で金メダルを取りたい」と返答した。2人の心は固まった。

     最近は各大会の目標も「優勝」でなく、「2年後に一番強い自分たちでいるための準備」と松友は表現する。そのために強敵との試合を一つでも多くこなしたい。強豪の集うアジア大会は団体と個人戦でともに決勝まで進み、多くの収穫を得た。

     通例では、五輪前年の春から1年間の国際大会で積み重ねたポイントで五輪の出場権が決まる。20年東京五輪への事実上のスタートは来春だ。それまでに金メダルペアはじっくりと、新たな「タカマツ」像を作り上げていく。【小林悠太】

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