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アジア大会

空手女子組手で銅の宮原 雰囲気にのまれた

 ジャカルタ・アジア大会は第10日の27日、空手の女子組手50キロ級があり、2016年世界選手権準優勝の宮原美穂(帝京大)が銅メダルを獲得した。日本女子の最軽量級で1998年バンコク大会の藤岡映里以来20年ぶりの優勝はならなかった。

     期待された金メダルを逃し、21歳の宮原の目から涙がこぼれた。「世界選手権は楽しかったけど、今回は初めて試合が怖いと思った」。初の国際総合競技大会と、駆けつけた地元インドネシアの大応援団の雰囲気にのまれた。

     身長155センチと小柄だが、天性のばねを生かした高い攻撃力が特徴だ。指導する帝京大の香川政夫監督は「体のばねは大学時代に見た(帝京大卒で柔道の)谷亮子にそっくりだ」と、太鼓判を押す。マットに立てば、積極的に攻め続けるスタイルだ。

     この日の試合は違った。相手と攻撃のタイミングを図る時間が続き、なかなか攻められない。相手の懐に伸びるような突きは見られず、上体を引きながら突いていた分、ポイントにならなかった。象徴的だったのが、谷筱霜(台湾)との準決勝。相手に飛び込む突きを出せていないにもかかわらず、近距離から顔を蹴りにいったところを倒されて突かれた。一気に3ポイントを奪われて逆転され、そのまま敗れた。

     直後に日本代表の林晃監督から「自分の得意技が出てないぞ。思いっきりやれ」と言われて吹っ切れた。3位決定戦では激しい攻撃で約50秒の間に9ポイントを奪って、圧倒した。「(20年)東京五輪の前にこういう経験ができたのは大きかった」と宮原。苦しい経験は、2年後の大舞台へのばねにする。【松本晃】

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