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イラン

大統領への逆風強まる 経済混乱、国会で批判続出

 イランのロウハニ大統領が28日、経済政策に関する国会の喚問に応じた。核合意を離脱したトランプ米政権による制裁再発動の影響でイラン経済は混乱しており、議員からはロウハニ政権の失政を批判する意見が相次いだ。8月に入り閣僚2人が弾劾されるなど、政権への逆風が強まっている。

     質疑に立った保守強硬派のナガビホセイニ議員は「(人口約8100万人のイランで)500万人が失業中だ。誤った政策のせいだ」と強調。同派のゾンヌーリ議員は「政府は米国の核合意離脱に備えた対策を考えていなかった」と批判した。

     保守派のファルハンギ議員は記録的なインフレが起きているとして「政権の経済政策によって、人々の生活が圧迫されている」と非難した。

     ロウハニ師は米制裁を念頭に「米国の陰謀は成功しない。われわれは米国を恐れておらず、問題は克服されるだろう」と強調した。しかし、経済の混乱解消に向けた具体案は示せなかった。

     イランでは、米政権が今月7日に再発動した制裁の影響で通貨リアルが急落し、生活必需品を含めて物価が高騰。国民の不満は高まっており、散発的なデモが起きている。ロウハニ政権の労働相と経済財務相はそれぞれ今月8日と26日に国会で弾劾され失職した。国会では他の経済閣僚を弾劾する動きも出ている。(共同)

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