神戸の助産院

子育て悩む母に24時間対応 9月専用窓口

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マナ助産院の西側に設置された「小さないのちのドア」専用の出入り口。南側には正面玄関がある=神戸市北区で、生野由佳撮影
マナ助産院の西側に設置された「小さないのちのドア」専用の出入り口。南側には正面玄関がある=神戸市北区で、生野由佳撮影

 親が育てられない子どもを匿名で受け入れる「赤ちゃんポスト」の国内2例目の設置を断念した神戸市北区のマナ助産院が9月、24時間対応の「面談型」の窓口を開設する。思いがけない妊娠に悩む妊婦らに助産師が対応し、子どもを育てられないと悩む母親には特別養子縁組のあっせん団体などにつなぐ。相談は無料。同助産院によると、同様の窓口は全国に例がないといい、「夜中でも、待っています」と話している。

 窓口は「小さないのちのドア」と名付け、助産院に新しく専用出入り口を設置した。インターホンを押すと助産師が出迎える。相談をためらわなくてもよいようにと保険証の提示は求めず、匿名の相談も受け入れる。

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