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コンゴ民主共和国

エボラ出血熱が紛争地に飛び火

 【ヨハネスブルク小泉大士】コンゴ民主共和国東部の北キブ州で流行するエボラ出血熱が紛争地に飛び火し、世界保健機関(WHO)が警戒を強めている。豊富な鉱物資源を資金源とする武装勢力が周辺で活動しており、感染拡大を防ぐための緊急対応が困難になっているからだ。

 現地からの情報によると、同国保健省は27日、北キブ州などでエボラ熱の症状が出た人は計111人に上り、75人が死亡したと明らかにした。

 反政府勢力の「民主同盟軍」(ADF)が周辺地域を支配している同州オイチャでも、地元在住の医師がエボラ熱に感染した可能性が高いことが判明。ロイター通信によると、WHOのサラマ事務局次長は「極端に治安が悪い地域での感染例は初めて。恐れていたシナリオだ」と指摘した。

 医療関係者らが近隣の都市からオイチャに入るには国連平和維持活動(PKO)部隊の護衛が必要だという。WHOはこの医師と接触があった人々の特定やワクチン接種を進めているが、治安上の理由から移動が制限されるため封じ込めが難航する恐れがある。

 コンゴ保健省は今月1日、北キブ州でのエボラ熱の流行を宣言した。北西部の赤道州でも5月以降に流行し、7月24日に終息を宣言したばかりだった。

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