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大井競馬場

「的場DAY」にG1級観客集った(スポニチ)

 TCKがマトバレッドに染まった。的場文男(61=大井)の日本新記録、地方通算7152勝を祝う「的場DAY」が28日、大井競馬場で盛大に開催された。開門前からファンが長蛇の列をなし、的場の勝負服「赤・胴白星散らし」をあしらったTシャツを着たファンであふれた。レース名も的場にちなむ中、2R「不死鳥賞」を快勝。1万1201人のファンの前で「感謝でいっぱい。できるだけ長く期待に応えたい。大井競馬場は不滅です」と語り、還暦ジョッキーは大きな拍手を浴びた。

     27日の4244人をはるかに上回る入場1万1201人。開門直後から次々と催されるイベント。熱気が最高潮に高まった午後7時半、表彰式でサプライズがあった。尚子(ひさこ)夫人が壇上で的場に語りかけた。「健康に気をつけて少しでも記録を伸ばしてください」。最後は言葉にならなかった。的場も答えた。「20代で結婚して長い間、自分の体の方も大変だったのに、本当にありがとう。食事に気を使ってもらったし迷惑もかけた。お疲れさまでした」。82年5月の結婚から36年。初めて口にした感謝の言葉。この日最大の拍手がTCKを包んだ。

     レースでも魅せた。この日最初の騎乗である2Rを2番人気クインズモントで快勝。4角2番手から直線で力強く抜け出し、2馬身半差をつけた。「出遅れてしまったが馬が強いから勝てたよ。駄目だね(笑い)。でもオープニングで勝てたから気持ちがいい。気分もノッてくるからね」。レジェンドは会心の笑みを見せた。その後の7鞍では10Rの4着が最高だったが最多勝利記録を7160勝へと伸ばした。

     本人も「場内が的場カラー一色だね」と驚いた。入場門、スタンド、柱、パドックが赤基調となり「7152」の数字であふれた。ファンだけでなくTCK職員、地下馬道の清掃員、誘導馬の騎乗者、ファンファーレ隊までがマトTを着用して盛り上げた。午後1時40分の開門時には3790人が並んだ。平日の火曜ではあり得ず、G1開催日に匹敵する。場内のムードもG1並みの華やかさだった。

     最終12R終了後にはサプライズで大井競馬の後輩・内田博幸(48=JRA)が登場。「的場さんは目標とか言える存在ではない。雲の上にいる」「いやいや、俺はそのうち博幸に抜かれると思っていた。博幸の方がいい男だし」。独特のやりとりの後、抽選で選ばれた230人のファンと写真に納まった。的場レッドの真ん中で輝く帝王の笑顔は太陽よりも輝いていた。(スポニチ)

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